自宅でWi-Fi環境を利用する方法とは?

みなさんは自宅にWi-Fi(無線LAN)環境をお持ちでしょうか?
自宅でインターネットサービスを利用している人であれば、Wi-Fi環境を整えることでさまざまなメリットを得ることが期待できます。
ここでは自宅でWi-Fiを利用する必要性や、より快適なWi-Fi環境を整える方法についてご紹介します。

なぜ自宅にWi-Fi環境が必要なの?

最近は屋外でも高速データ通信が可能になり、携帯電話やスマホで快適にインターネットを利用できるようになりました。そのため、見たい画像やコンテンツはすぐに探すことができますし、動画配信サイトで動画を手軽に視聴することもできます。反面、インターネット上で配信されるデータの大容量化や高画質化が進むことにより、通信するデータの量も大きくなってきており、データ通信量の上限を決めている通信会社も多くなってきました。

■データ通信速度の制限(LTE、3Gなど)

例えば「ひと月7GBまで」など、データ通信量の上限があるプランで契約しているスマホやタブレットは、通信速度の制限がかけられてしまうと、別途で追加データ量を購入しないと快適に使えなくなります。特に動画はデータの消費量が激しく、YouTubeのHD動画(720P)であれば、1時間動画を視聴するとおよそ1GBのデータ量を使用すると言われています。

■動画再生時に消費する通信量(目安)

そこで、自宅にWi-Fi環境を作ると、自宅にいる間はLTEや3Gのデータ通信を使わずにインターネットを楽しめるようになります。スマホやタブレットを自宅で使うのがメインの人や、外出先ではそれほどデータを使わない人であれば、データ通信量の上限の低いプランにして、自宅にWi-Fi環境を導入したほうが、月々の通信料を節約することができるでしょう。

まずは無線LANルーターを購入しよう

自宅にWi-Fi環境を導入するには、「無線LAN」と呼ばれるルーターが必要になります。性能や価格帯などに違いがありますが、選ぶポイントして以下の項目をチェックしてみましょう。

最大通信速度
電波規格の違いによって最大通信速度は異なります。現在の主流は5GHz帯とよばれる電波で、「11ac」という規格が最速だとされています。
通信範囲
通信範囲がどれくらいの広さなのかを表します。無線LANの信号は障害物やほかの電子機器の干渉を受けやすいので、少し離れた場所で使用する場合は、通信範囲が広いものを選ぶと良いでしょう。
同時接続端末数
家族みんなで使用したり、複数の無線通信機器(テレビや携帯ゲーム、HDDレコーダーなど)を接続したりする場合は、同時接続ができる数もチェックしておきましょう。3~6人タイプのものが多く提供されています。

Wi-Fi環境をより快適にするには?

Wi-Fi環境を快適にする方法として、以下のようなものが挙げられます。

無線中継機でイライラ解消

無線LANの親機から離れていると電波が弱くなるため、部屋によって電波が弱くて通信速度が遅かったり、途切れたりして不安定になります。そこで無線中継機を追加すれば、電波の届く範囲が広くなります。コンセントに直接差し込む簡単なものもあり、手軽で便利なアイテムと言えるでしょう。

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Wi-Fi混雑チェッカーで空いているチャンネルを探す

通信速度が遅い原因として考えられることの1つに、周囲の電波干渉が挙げられます。住宅が密集している場合は、周囲でも無線LANを使っている人が多くインターネット回線が混雑してしまうため、通信が遅くなることがあります。Wi-Fi混雑チェッカーは、インターネット回線の混み具合を可視化して、空いているチャンネルにアシストする機能が付いています。

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※「Wi-Fi混雑チェッカー」の動作環境は、対応機種:Android端末、対応OS:Android4.1以降です。
自宅にWi-Fi環境を導入することで、通信料の節約や快適なネット通信を楽しむことに繋がります。上記の内容を参考に、自宅でWi-Fi環境を利用してみてください。
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