パソコンの内部ハードディスク(HDD)に必要な容量はどれくらい?

パソコンの中にはさまざまなデータを処理したり、保存したりするためにハードディスク(HDD)というものが使われています。ハードディスクには容量の限界があり、写真や動画、音楽など、たくさんのデータを保存すればするほど空き容量は少なくなっていきます。では、パソコンにはどれくらいの容量のハードディスクがあれば十分と言えるのでしょうか。ここではパソコンの内蔵ハードディスクの容量についてご紹介いたします。

まずは知っておきたいデータの大きさ

ハードディスク(HDD)の容量のお話をする前に、さまざまなデータの大きさについてご紹介いたします。最近では写真や動画ファイルの高画素化、音楽ファイルの高音質化などで、データ1つ当たりの容量が以前と比べて大きくなっています。各ファイル1つ当たりのデータ量は以下のようになっています。

■各データの容量
データの種別 必要なデータ量
1800万画素の写真データ 約6.1MB(6100KB)/1枚
フルHD動画 約4000MB(4000000KB)/30分
AAC128Kbpsの音楽 約4MB(4000KB)/4分

そして、128GBのハードディスク(HDD)が入ったパソコンでは、以下の枚数、時間、曲数を入れることができます。

■128GBのHDDに保存可能なデータ量(※)
データの種別 収まる容量
1800万画素の写真データ 約19240枚
フルHD動画 約20時間
AAC128Kbpsの音楽 約32000曲

※上記は、単純計算をした場合の数値です。実際にはOSやほかのソフトなどの使用領域もありますので、この数値より少なくなります。

写真や音楽のデータは、かなりたくさんのデータを保存できますが、フルHD動画に関しては128GBの容量であっても、20時間ほどしか保存できません。このように、扱うファイルの種類によって、保存できる量が違うのです。

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パソコンに必要なハードディスク(HDD)の容量は?

ファイルの種類によってデータ量が違うため、どのようなデータをメインに扱うかによって、パソコンのハードディスク(HDD)の容量を決めるのが最適です。

例えば、
・Excelなどの表計算
・Wordなどの文書データ
・写真、音楽ファイル
などは比較的容量が軽いので、128GBでも足りるでしょう。

ホームビデオなどの動画を保存する際も、256GBや512GBもあれば十分で、よほどのデータが保存していない限り1TB(1000GB)以上の大容量のものは必要ありません。

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もし、データがHDDの容量を超えてしまった場合はどうするの?

パソコンを買った当時は「128GBで十分だろう」と思っていたものの、写真や動画データが増えて、パソコン本体に入り切らなくなってしまったらどうすれば良いのでしょうか。そんなときは、外付けのハードディスク(HDD)を活用することで、保存できる容量を増やすことができます。

外付けとなると、何やら取り付けや設定が面倒そうに思えますが、実際にはケーブル1本で簡単に接続することが可能です。
また、外付けハードディスク(HDD)は、パソコン本体とは別管理で保存されているため、万が一パソコンが壊れてしまっても、外付けハードディスク(HDD)に保存されたデータには影響がありません。
大切なデータを守るバックアップの役目や、用途別に分けて保管できるなど、多くの優れた面があります。
そのため、パソコン本体のハードディスク(HDD)のデータはすべて外付けハードディスク(HDD)に保管するという使い方をしている方も少なくありません。

■外付けハードディスク(HDD)のメリット

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上記の内容を参考にしていていただき、ご自分の用途に合った容量のハードディスク(HDD)を搭載したパソコンや外付けハードディスクを購入するようにしましょう。
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