第1章 準備
ボルカノフローを使用するためには、以下の環境や機器を準備する必要がありますので、設定前にご確認いただくと、スムーズに作業を進められます。
- 1. ボルカノフロー (本体及び付属品一式)
2. LAN環境 (有線LAN必須。UPnPに対応したルーターを推奨)
3. テレビ視聴環境 (地デジチューナーなど)
4. インターネット接続環境
5. Windowsパソコン
6. スマートフォンやiPad (映像や音声を視聴する端末) 用語解説
UPnP (Universal Plug and Play) とは、パソコンやAV機器、家電などを家庭内のネットワークにLAN接続するだけで自動的に相互利用 (認識) できるようにする機能です。
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第2章 接続
準備ができましたら、まずはボルカノフロー本体の設置と配線を行います。
ここではテレビ視聴環境として、コンポジット出力、D端子出力を備えたアイ・オー・データ機器のテレビチューナー「HVTR-BTL」を使って説明します。
【接続イメージ】
- ※1 初めてボルカノフローのセットアップを行う際は、有線LAN接続となります。
- ※2 コンポーネント接続を利用すればする場合は、より高画質で視聴することができます。
2-1. AV機器の接続
2-1-1. コンポジット接続する場合 (標準画質)
2-1-1:01
- 赤・白・黄のコンポジット端子は多くのAV機器が備えている一般的な映像端子です。AV機器側のコンポジット出力端子と、ボルカノフローのコンポジット入力端子をコンポジットケーブルで接続します。
まず、HVTR-BTL背面のコンポジット出力端子にコンポジットケーブルを接続します。
2-1-1:02
- 次に、ボルカノフローの入力端子にもう片方のコンポジットケーブルを接続します。
2-1-1:03
- これでボルカノフローとHVTR-BTLがコンポジットケーブルで接続されました。
2-1-2. コンポーネント接続する場合 (高画質)
2-1-2:01
- 接続するAV機器にコンポーネント端子、もしくはD端子がある場合は、より高画質な映像を視聴することができます。AV機器側の出力端子がD端子の場合は、左図のD端子⇔コンポーネント変換ケーブルをご利用下さい。当店でもこちらよりお買い求め頂けます。
2-1-1:02
コンポーネントケーブルは映像のみを転送するケーブルの為、音声の転送に[2-1-1]のコンポジットケーブルの赤と白の端子を使用します。
ここではボルカノフロー側のコンポーネント入力端子とAV機器側のD映像出力端子を接続します。
2-1-2:03
- HVTR-BTL側のD出力端子にD端子ケーブルと、音声用にコンポジットケーブルの赤と白の端子も忘れずに接続します。
2-1-2:04
- これでボルカノフローとHVTR-BTLがコンポーネント接続 (高画質)されました。
2-2. IR (赤外線通信) ケーブルの接続
2-2:01
- IRケーブルは、ボルカノフローに接続したAV機器のリモコン信号を送信するためのケーブルです。ボルカノフローのIR端子にIRケーブルを接続し、IRケーブルの先端をAV機器の赤外線受光部付近に両面テープなどで貼り付けます。こうすることで、普段のリモコン操作と同じ感覚でボルカノフローに接続したAV機器を遠隔操作できるようになります。
ワンポイント
接続するAV機器の赤外線受光部の場所が分からない場合は、メーカーの取扱説明書をご確認ください。
2-2:02
- ボルカノフロー背面のIR端子はこの位置にあります。
2-2:03
- 接続するAV機器 (HVTR-BTL) の赤外線受光部の近くに、IRケーブルの先端を両面テープで貼り付けます。
ワンポイント
赤外線信号を受信しやすくするため、接続するAV機器に応じてIRケーブルの先端を左図のように上下に配置するなどして工夫してください。
2-3. ネットワークルーターの接続
2-3:01
- ボルカノフローとネットワークルーターをLANケーブルで接続します。ボルカノフローは無線LAN接続にも対応していますが、初めて設定を行う場合は有線LANを使用しますので、必ず有線LAN接続をしてください。
ボルカノフローのLAN端子 (Ethernet端子) は、左図の位置にあります。
2-3:02
- 今回はアイ・オー・データ機器の無線LANルーター「WN-G300DGR」を使用して説明いたします。
2-3:03
- ボルカノフローと「WN-G300DGR」を有線LANケーブルで接続します。
2-3:04
- これで、ボルカノフローと「WN-G300DGR」を有線LANケーブルで接続されました。
2-4. 電源ケーブルの接続
2-4:01
- ボルカノフロー本体裏面に電源ケーブルを接続します。
2-4:02
- 電源ケーブルを接続すると自動的に電源が入り、POWERランプが赤色に点滅します。しばらくすると赤色の点滅から緑色の常時点灯に変わります。
※赤点滅のままの場合、ネットワークに接続されていません。ルーターの設定の見直しや再起動を行ってみてください。 ワンポイント
ボルカノフロー本体に電源スイッチはありません。電源をOFFにするには、電源ケーブルを抜いてください。
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第3章 ボルカノフロー本体の設定
3-1. Windowsパソコンを同じネットワーク内でLAN接続
3-1:01
- ボルカノフロー本体の設定にはWindowsパソコンが必要となります。Windowsパソコンとネットワークルーターを有線LANケーブル、もしくは無線LANで接続し、同じネットワーク内に接続された状態にします。
※対応OSは、Windows XP、Windows Vista、Windows 7です。
3-2. パソコン用ソフト「Vulkano Player for PC」をダウンロードして、Windowsパソコンにインストール
3-2:01
弊社サポートサイトより、「Vulkano Player for PC」をダウンロードしてください。
Macをご利用の方は、同様に弊社サポートサイトより、「Vulkano Player for Mac」をダウンロードしてください。
3-2:03
- ファイルのダウンロードウィンドウが立ち上がりますので、「実行」ボタンをクリックします。
※バージョンアップ等により、実行ファイル名が異なる場合があります。 ワンポイント
「実行(R)」ボタンを押してからファイルのダウンロードに時間がかかる場合は、再度「保存(S)」ボタンより、ファイルのみをダウンロードしてみてください。保存したファイルをダブルクリックすると、インストールが開始されます。
3-2:04
- プログラムが解凍されます。
3-2:05
- 使用言語を選択して、「OK」を押してください。
3-2:06
- インストールの準備が始まります。
3-2:07
- インストールを開始します。「次」を押してください。
3-2:08
- プログラムの仕様許諾契約に同意します。「同意します」を選択して「次へ」を押してください。同意しない場合はインストールできませんのでご了承願います。
3-2:09
- インストールするフォルダを選択します。「次へ」を押してください。
3-2:10
- インストールが完了するまでしばらく待ちます。
3-2:11
-
インストールが完了しました。
「Vulkanoセットアップ・ウィザードを起動(Vulkanoを使用する前に設定が必要です)」
「Vulkanoプレーヤーを起動(セットアップが完了している場合)」
「終了(後でプレーヤーまたはウィザードを実行可能です)
の選択肢が出ますので、一番上の「セットアップを実行する」を選択して「完了」を押してください。
3-2:12
- 「完了」ボタンを押すと、自動的にソフトウェアが最新バージョンのものか確認が行われます。
3-3. ボルカノフロー本体のセットアップ
3-3:01
- 左図の画面が表示されましたら、パソコンとボルカノフローとの接続が開始されます。
3-3:02
-
初回起動の際は、パスワードの設定を求められます。本商品にアクセスする際に必ず必要になりますので、メモを取るなど忘れないようご注意ください。設定したパスワードを入力して「次へ」を押してください。
ファームウェアのアップデートがある場合は、ここでアップデートの確認を求められますので、「はい」を選択してください。 ワンポイント
【セットアップウィザードを2回目以降に起動した場合】
2回目起動以降は「セットアップを実行する」と、左の画面が表示されます。※このとき、かならずVULKANO本体と同一ネットワーク上(ご使用のルーターに共に接続された状態)にWindowsPCを置いてください。
3-3:03
無線LANの設定になります。有線のままで使用する場合は「スキップ」してください。無線LANを利用する場合は、使用しているルーターのSSIDを選択し、セキュリティ・パスワードを入力して「次へ」を押してください。
ワンポイント
ネットワークルーターのSSIDとネットワークキー (暗号化キー) はネットワークルーター底面に記載のシールよりご確認ください。
3-3:04
- 左図の画面が表示されましたら、ボルカノフロー本体とネットワークルーターの接続確認が行われますので、しばらく待ちます。
3-3:05
-
無線LANを設定した場合、有線LANの接続を外すことを求められますので、LANコネクターからケーブルを抜いて「次へ」を押してください。
3-3:07
- 入力端子の選択になりますので、接続しているケーブルに合わせて、Composite(コンポジット)もしくはComponent(コンポーネント)を選択し、「次へ」を押してください。
※「高度な設定」を押すと個別に詳細設定ができます。詳しくは「高度な設定」での設定をご覧ください。
- ボルカノフローに接続する機器により(A)(B)に従い設定してください。
(A)アイ・オー・データ機器製デジタルチューナーの場合
(1) メーカーの項目で「「IO Data」を選択してください。
(2) 型名の項目でご利用のチューナーに応じたリモコン型名を選択してください。
型名の設定が終わったら、「次へ」を押してください。 リモコンの設定が完了します。
対象チューナー(型番) リモコン型名 HVT-BTL、HVT-BCTLHVT-BRC1HVTR-BTL、HVTR-BCTLHVT-BRC2HVT-T2SDHVT-T2RC1
(B)それ以外の機器を接続する場合
「 メーカーが見つかりません」「型名が見つかりません」にチェックを入れて「次へ」を押してください。
接続した機器のリモコン操作設定は次の項目、及び第4章「リモコンの設定」で行います。
3-3:09
- アイ・オー・データ機器以外のリモコンの場合は、コマンドを学習する必要があります。「STBのタイプ」のプルダウンリストから接続する機器に該当するものを選択してください。
左側のリストから該当する機能を選択して「学習」を押してください。
機器のリモコンをVULKANO本体に近づけて、該当するリモコンのボタンを押してください。
これで学習完了です。
問題無ければ「了解」、もう一度入れ直すなら「やり直す」、リモコンのテストをするなら「テスト」を選んでください。
以降、リモコンの各ボタンを設定してください。
既にAV機器のリモコン設定ファイルをお持ちの場合は、「ロード」を押して、当該設定ファイルを選択してください。リモコン設定ファイルで設定されたリモコン設定になります。
「次へ」を押してください。
3-3:10
- 本体名称を設定します。ここで設定した名前(VULKANOの名前)及び、先に設定したパスワードを各種プレイヤーで使用しますので忘れないようメモしてください。入力しましたら「次へ」を押してください。
3-3:11
- ルーターとの接続確認が行われますので、しばらく待ちます。
3-3:12
- iPhone/iPadの場合は、ルーターのポート開放設定が必要になります。「はい」を選択して「次へ」を押してください。
Androidの場合は不要ですので、「いいえ」を選択して「次へ」を押してください。
3-3:13
- ルーターの設定になります。UPnPが正常に動作するか、ポートが開放されているかを確認します。こちらで、正常に動作しない場合iPhone/iPadで正常に視聴できませんのでご注意願います。ポートの開放については、ご使用のルーターの説明書をご覧ください。
3-3:14
- 「完了」を押して終了してください。このとき、「Vulkanoプレーヤーを起動する」にチェックを入れると「完了」を押した後に、「Vulkanoプレーヤー」が起動します。
3-3-1. ボルカノフロー本体の設定が正常に終了できなかった場合
3-3-1:01
注意
ネットワークルーターがUPnPに対応していない場合は左図のような画面が表示されますので、第6章の手順に沿ってネットワークの設定を行ってください。
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第4章 リモコンの設定
4-1. リモコンの学習機能の設定
ここからはリモコンの学習機能の設定を説明します。
第3章3-3:08にてアイ・オー・データ機器製デジタルチューナーを設定された場合は、設定が完了していますので第4章をスキップしてください。
4-1:01
-
プリセット対象のリモコンの以外は、コマンドを学習する必要があります。「STBのタイプ」のプルダウンリストから接続する機器に該当するものを選択してください。
左側のリストから該当する機能を選択して「学習」を押してください。
機器のリモコンをVULKANO本体に近づけて、該当するリモコンのボタンを押してください。
これで学習完了です。
問題無ければ「了解」、もう一度入れ直すなら「やり直す」、リモコンのテストをするなら「テスト」を選んでください。
以降、リモコンの各ボタンを設定してください。
既にAV機器のリモコン設定ファイルをお持ちの場合は、「ロード」を押して、当該設定ファイルを選択してください。リモコン設定ファイルで設定されたリモコン設定になります。
「次へ」を押してください。
4-1:02
- 左図の画面が表示されるので、AV機器 (HVTR-BTL) のリモコンの「1」ボタンをボルカノフロー本体左側の赤外線受光部に向けて押します。
4-1:03
- 左図のようにリモコンをまっすぐ向けてボタンを押します。
4-1:04
問題無ければ「了解」、もう一度入れなおすなら「やり直す」、リモコンのテストをするなら「テスト」を選んでください。
4-1:05
- 以降、リモコンの各ボタンを設定してください。既にAV機器のリモコン設定ファイルをお持ちの場合は、「ロード」を押して、当該設定ファイルを選択してください。リモコン設定ファイルで設定された、リモコン設定になります。
ワンポイント
【リモコン設定の保存】
学習させたリモコン設定は、パソコンに設定ファイルとして保存することが できます。詳しくは[4-2]よりご確認ください。【リモコンの割り当て例】
以下にアイ・オー・データ機器のテレビチューナー「HVTR-BTL」のリモコンの割り当て例を示しますので、参考にしてください。HVT-BTLリモコン Windows / Macリモコン割り当て iPhone / Android
リモコン割り当て1 Digit 1 1 2 Digit 2 2 3 Digit 3 3 4 Digit 4 4 5 Digit 5 5 6 Digit 6 6 7 Digit 7 7 8 Digit 8 8 9 Digit 9 9 番号入力 Channel Enter,100 00 10/0 Digit 0 10 チャンネル↑ Channel Up Chan↑ チャンネル↓ Channel Down Chan↓ 前チャンネル Last Cannel Last 電源 Power Power メニュー Menu Menu 画面表示 Info/Display Info 戻る Exit Exit ↑ Menu Up ↑ ↓ Menu Down ↓ ← Menu Left ← → Menu Righit → 決定 Menu Select OK 番組表 Guide Guide
4-2. リモコン設定ファイルの保存・読み込み
4-2:01
- 「Vulkano セットアップウィザード」を起動すると、左のようにパスワードを入力する画面が表示されます。初回起動時に設定したパスワードを入力して画面右下の「次へ」ボタンをクリックしてください。
4-2:02
- 使用しているルーターのSSIDを選択し、セキュリティ・パスワードを入力して「次へ」を押してください。
4-2:03
- 左図の画面が表示されましたら、「高度な設定」ボタンをクリックしてください。
4-2:04
- 「ビデオ」「リモコン-学習」タブを選択してください。こちらで、使用するAV機器のリモコン設定を行います。I-O DATAの「HVT-T2SD」「HVT-BTL」「HVT-BCTL」「HVTR-BTL」「HVTR-BCTL」「HVTRN-BCTL」をご使用の場合はプリセット設定をご使用いただけます。それ以外は基本的に米国の機器となりますのでご使用いただけません。その為、ここではリモコン学習を行います。「リモコンボタン配置」のプルダウンリストから接続する機器に該当するものを選択してください。左側のリストから該当する機能を選択して「学習」を押してください。
機器のリモコンをVULKANO本体に近づけて、該当するリモコンのボタンを押してください。 これで学習完了です。
問題無ければ「了解」、もう一度入れなおすなら「やり直す」、リモコンのテストをするなら「テスト」を選んでください。
以降、リモコンの各ボタンを設定してください。
※HVT-T2SDのリモコンプリセット設定は後日対応とさせていただきます。あらかじめご了承ください。
【リモコン設定ファイルの保存】
4-2:05
- [4-1]で学習させたリモコンボタンの決定は、ファイルに保存することができます。ファイルを保存するには、赤丸部分の「セーブ」ボタンをクリックします。
4-2:06
- 「名前を付けて保存」ウィンドウが表示されますので、「保存」ボタンをクリックします。
これで学習させたリモコンの設定をいつでも読み込むことができます。
【リモコン設定ファイルの読み込み】
4-2:06
- リモコン設定ファイルを読み込む場合は、赤丸部分の「ロード」ボタンをクリックします。
ワンポイント
リモコン設定ファイルは共有することができます。接続するAV機器(テレビチューナーやレコーダーなど)が同じ場合、設定ファイルを共有することで、リモコン学習の手間が省けます。挑戦者BBSなどをご参照ください。
4-2:07
- 「ファイルを開く」ウィンドウが開きますので、読み込みたいリモコン設定ファイルを選択して「開く」ボタンをクリックしてください。
4-2:08
- 左図の赤丸部分のリストに「Digit 1」「Digit 2」…の各項目が表示され、リモコン設定が読み込まれます。画面右下の「終了」ボタンでセットアップウィザードを閉じると、設定は保存されます。
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第5章 映像やTVの視聴
5-1. パソコンでの視聴 (Windows または Mac)
5-1:01
- デスクトップのショートカットをダブルクリックし、「Vulkano PC プレーヤー」または「Vulkano Macプレーヤー」のアイコンをダブルクリックして起動します。
5-1:02
- メインメニューから「TVを見る」を選択すると、設置したボルカノフロー本体への接続を開始します。
5-1:03
- ボルカノフローへ接続するまでは少し時間がかかりますので、そのまま待ちます。
5-1:04
正常に接続が完了すると、テレビの映像が表示されます。
※画面の表示については、[5-1:08]の【Screen Size/Modes】の項目にて、フル画面表示、ワイド画面表示など設定を変更することができます。
ワンポイント
接続に失敗した場合は以下のような原因が考えられますので、チェックしてみてください。ボルカノフロー・ルーターを再起動することにより正常になる場合もあります。
・ボルカノフロー本体、AV機器、ネットワークルーターの電源が入っていない
・ボルカノフローおよびパソコンがインターネットに接続されていない
・他のパソコンやスマートフォンなどが既にボルカノフローに接続している (ボルカノフローは仕様上、1対1の接続となります)
5-1:05
- 「リモコン」アイコンを選択すると、テレビのリモコン操作を行うウインドウが表示されます。このメニューから、接続したテレビチューナーを遠隔操作し、チャンネル切り替えを行えます。
※本機能は、事前にプリセット・学習リモコン機能を使ったリモコン信号設定が完了している必要があります。 ワンポイント
「Vulkano PC プレーヤー」の起動直後は、インターネットの回線状況によってリモコンアイコンがすぐに表示されない場合があります。
5-1:06
- リモコンメニューから、[4-1]で設定したリモコンのボタンが表示されます。
「リモコンのスタイル」でリモコンのスキンを変更することもできます。 ワンポイント
リモコンウィンドウの各ボタンにどの操作項目が割り当たっているかわからない場合は、左図の通り設定した各項目のリストが表示されますので、こちらより操作ください。
5-1:07
-
「Player」メニューをクリックすると、プルダウンメニューが表示されます。各メニューの内容は以下の通りです。
【Vulkanoへ接続】
ボルカノフローに接続します。
【Vulkanoを追加/選択】
ボルカノフローを追加したり、接続するボルカノフローを切り替えることができます。【Vulkanoから切断】
ボルカノフローとの接続を切断します。【Vulkanoセットアップを実行】
Vulkano セットアップウィザードを起動します。【設定】
設定画面を開きます。【終了】
Vulkano PC プレーヤーを終了します。
5-1:08
-
「View」メニューをクリックすると、プルダウンメニューが表示されます。各メニューの内容は以下の通りです。
【常に最前面に表示する】
Vulkano PC プレーヤーを常に最前面に表示させます。【リモコン】
リモコンを表示します。【画面サイズ/モード】
下記の選択項目にてVulkano PC プレーヤーの画面表示サイズを変更できます。
「1×」:等倍表示
「2×」:2倍表示
「標準」:4:3の画面表示
「ワイド・スクリーン」:16:9の画面表示
「フル・スクリーン」:フル画面表示
5-1:09
Vulkano PC Playerはタイムシフト再生にも対応しております。再生中に一時停止ボタンをクリックし、巻き戻しボタンや早送りボタンをクリックすると、巻き戻し再生や早送り再生をすることができます。
タイムシフト再生時の停止時間もしくはファイル容量には制限があります。制限値の設定方法は[5-1:12]をご確認ください。
ワンポイント
タイムシフト再生は、急な来客などでパソコンから離れる際も、見逃したところから視聴できるので大変便利です。
5-1:10
- 「設定」アイコンをクリックすると、映像や音声に関する設定画面が開きます。
5-1:11
-
「ビデオ」タブの設定項目
【ビデオ入力】
コンポーネント接続かコンポジット接続かを選択できます。【ビデオ規格】
テレビのカラー方式を選択できます。日本はNTSCなので、そのままでOKです。【画質設定】
輝度、コントラスト、彩度を調整します。通常はそのままでOKです。
5-1:12
-
「タイムシフト」タブの設定項目
【タイムシフトの設定】
タイムシフト再生時の映像の停止時間もしくは停止した際のファイル容量の制限値を設定できます。【タイムシフトフォルダ】
タイムシフト再生で映像を保存するフォルダを指定できます。
5-1:13
-
「画質」タブの設定項目
【ローカル接続の場合】
ローカル再生時のビットレートを指定します。「最高画質を自動調整 」もしくは「最大ビットレートの指定 」を選択できます。【リモート接続の場合】
ストリーミング再生時のビットレートを指定します。「最高画質を自動調整 」もしくは「最大ビットレートの指定」を選択できます。【ビデオ解像度】
映像の解像度を指定します。 ワンポイント
画質を綺麗に視聴するには、ビデオ解像度を720×480に設定しましょう。
5-1:14
-
「ツール」タブの設定項目
【Vulkanoの情報】
ボルカノフローに設定した各種情報を確認できます。【警告メッセージの表示設定】
警告メッセージの表示方法を指定します。「旧バージョン・ファームウェアのVulkanoへ接続したとき」および「全ての警告メッセージ 」を指定できます。
5-1:15
-
「オーディオ」タブの設定項目
【チャンネル】
左右のスピーカーのミュートON/OFFを指定します。
5-2. Android端末での視聴
5-2-1. プレーヤーソフトの入手
5-2-1:01
- 初めに、Android端末専用のプレーヤーソフト「Vulkano Player(Flow/Lava/Blast)」を入手します。Androidのホーム画面からメニュー画面を呼び出し、「Playストア」アイコンをタッチします。
5-2-1:02
- 赤丸部分の検索ボタンをタッチします。
5-2-1:03
- 検索ボックスに「vulkano」と入力して検索を実行します。
5-2-1:04
-
有料の「Vulkano Player(Flow/Lava/Blast)」を選択します。
※無料の「Vulkano Player」では視聴できません。
※プレーヤーソフトの価格は、為替レートにより変動する場合があります。
5-2-1:05
- 購入「\1,078」をタッチします。
5-2-1:06
- 受け入れ許可「OK」をタッチします。
5-2-1:07
- 支払方法を選択し、「今すぐ購入」をタッチします。
5-2-2. 設定と視聴
5-2-2:01
- ホーム画面に「Vulkano N W」というアイコンが追加されますので、こちらをタッチします。
5-2-2:02
- VulkanoPlayerの設定画面になりますので、「Selected Vulkano」をタッチします。
5-2-2:03
- VulkanoPlayer (Flow/Lava/Blast) が起動し、メニュー画面が表示されますので、「Settings」をタッチしてください。
5-2-2:04
- 「Add Vulkano」をタッチします。
5-2-2:05
- 「New Vulkano」ウィンドウが表示されますので、ボルカノフロー本体に設定した名前とパスワードを入力し、「Add」をタッチします。
5-2-2:06
- 「Vulkano Directory」画面に登録したボルカノフローが追加されるので、その名前をタッチします。
5-2-2:07
- 「Live TV」をタッチします。
5-2-2:08
- バッファリング中のメッセージが表示されている間、しばらく待ちます。
5-2-2:09
- ボルカノフローへの接続に成功すると、接続したAV機器の映像が表示されます。
5-2-2:10
- 画面をタッチすると、メニュー画面が表示されるので、「Remote」アイコンをタッチします。
5-2-2:11
- リモコン操作を行うメニューパネルが表示されます。
5-2-2:12
- [4-1]で割り当てたリモコンボタンを押すと画面が暗転して、切り替わります。切り替わるまでしばらく時間がかかります。
5-2-2:13
- チャンネルが切り替わりました。メニューパネルを閉じるには、右上の「Hide」アイコンをタッチします。
その他の各種ボタンは「Menu」、「DVR」の各項目よりご確認ください。
5-2-2:14
- 右下の「設定アイコン」より、ボルカノフローの設定情報の確認・設定が行えます。
5-2-2:15
- ボルカノフローの設定画面が表示されます。「Video Input」をタッチしてみましょう。
5-2-2:16
- ビデオ入力の設定が確認できます。今回はコンポジットで接続しているので、「Composite」にチェックが入っていれば正しくテレビを視聴することができます。
D端子→コンポーネント変換ケーブルで接続している場合は「Component」にチェックを入れてください。また、正常に視聴できない場合は、入力設定を切り替えてみてください。
5-2-2:17
- 次に、「Live streaming quality」をタッチしてみましょう。
5-2-2:18
- ここではストリーミング映像の品質を「Low」または「Normal」から選択することができます。
※Androidバージョン2.3以降は、「Normal」「Middle」「High」の3つの中から選択できます。
※詳細はこちらをご確認ください。 ワンポイント
3Gで接続時は、安定接続するようにLowやNormalで接続しましょう。WiFiで接続する場合は、高画質のHighを選択してきれいに見ましょう。
5-2-2:19
- 次に、右下の「画角切換アイコン」をタッチしてみましょう。
5-2-2:20
- Original⇒SD⇒HD⇒ZOOM⇒Fit Screenの順で画面の画角を変更することができます。
5-3. iPhoneでの視聴
5-3-1. プレーヤーソフトの入手
5-3-1:01
- iPhoneのホーム画面からメニュー画面を呼び出し、「App Store」アイコンをタッチします。
5-3-1:02
- 検索アイコンをタッチします。
5-3-1:03
- 検索ボックスに「vulkano」と入力して検索を実行します。
5-3-1:04
- 有料の「Vulkano Player for Flow and Blast」を選択します。
5-3-1:05
- 購入手続きを行い、アプリをインストールすると、メニュー画面に「Vulkano N W」というアイコンが追加されているので、こちらをタッチします。
5-3-1:06
- メニュー画面が表示されますので、「Settings」をタッチしてください。
5-3-1:07
- VulkanoPlayerの設定画面になりますので、「Select Vulkano」をタッチします。
5-3-1:08
- 「Add New Vulkano」をタッチします。
5-3-1:09
- 「Vulkano Name/ID」の項目にボルカノフロー本体に設定した名前を、「Password」の項目に設定したパスワードを入力し、「Save」をタッチします。
5-3-2. 設定と視聴
5-3-2:01
- リストに設定したボルカノフローが登録されるので、その名前をタッチします。
5-3-2:02
- 自動的にボルカノフローへ接続が行われます。バッファリング中のメッセージが表示されている間、しばらく待ちます。
5-3-2:03
- ボルカノフローへの接続に成功すると、接続したAV機器の映像が表示されます。
5-3-2:04
- 画面をタッチすると、メニュー画面が表示されるので、「Remote」アイコンをタッチします。
5-3-2:05
- リモコン操作を行うメニューパネルが表示されます。
5-3-2:06
- [4-1]で割り当てたリモコンボタンを押してみます。
ワンポイント
「Menu」「DVR」に配置されているボタンの一部は割り当てたい操作項目を設定する必要があります。
対象のボタンは初回利用時に「Assign」画面に切り替わりますので、配置したい操作項目を選んで、画面右上の「Save」を押してください。2回目以降は設定した操作を行えるようになります。詳細は[5-3-2:12]をご覧ください。
5-3-2:07
- 画面が暗転し、切り替えまでしばらく時間がかかります。
5-3-2:08
- チャンネルが切り替わりました。メニューパネルを閉じるには、右上の「Hide」アイコンをタッチします。
5-3-2:09
- メニュー画面に戻り、「Settings」をタッチすると、ボルカノフローの設定情報の確認・変更が行えます。
5-3-2:10
- ボルカノフローの設定画面が表示されます。「Connection」をタッチしてみましょう。
5-3-2:11
- この項目では、通信方式を選択することができます。WiFiのみで接続したい場合は、「Only WiFi」を選択します。3G回線やWiFiで接続する場合には、「Any data network (3G, Edge, WiFi) 」を選択します。
5-3-2:12
- 次に、右下の「画角切換アイコン」をタッチしてみましょう。
5-3-2:13
- Original⇒SD⇒HD⇒ZOOM⇒Fit Screenの順で画面の画角を変更することができます。
【初回利用時のボタンの割り当て設定について】
5-3-2:14
-
iPhoneで遠隔操作を行う場合、[4-1]のリモコン設定で割り当てたボタンがのiPhoneのリモコン操作画面では無い場合があります。
例:「Info/Display」⇒iPhoneの操作ボタンでは表示がなく、代わりに左図のように「Info」項目があります。
上記のような場合は、表示されていないボタンを 他のボタンに割り当てる必要があります。
5-3-2:15
-
割り当てが行われていないボタンを初めて押すと左図の画面が表示されるので、リストの中から割り当てたい動作を選択ください。
また一度決定したボタンは、ボタンを長押しすることで再度変更することができます。
5-4. iPadでの視聴
5-4-1. プレーヤーソフトの入手
5-4-1:01
- iPadのホーム画面からメニュー画面を呼び出し、「App Store」アイコンをタッチします。
5-4-1:02
- 検索ボックスに「vulkano」と入力して検索を実行します。
5-4-1:03
- 有料の「Vulkano Player for Flow and Blast」を選択します。
5-4-1:04
- 購入手続きを行い、アプリをインストールすると、メニュー画面に「Vulkano N W」というアイコンが追加されているので、こちらをタッチします。
5-4-1:05
- VulkanoPlayerが起動し、メニュー画面が表示されます。「Settings」をタッチしてください。
VulkanoPlayerの設定画面になりますので、「Select Vulkano」をタッチします。
5-4-1:06
- 「Add New Vulkano」をタッチします。
5-4-1:07
- 「Vulkano Name/ID」の項目にボルカノフロー本体に設定した名前を、「Password」の項目に設定したパスワードを入力し、「Save」をタッチします。
5-4-2. 設定と視聴
5-4-2:01
- リストに設定したボルカノフローが登録されるので、その名前をタッチします。
5-4-2:02
- 自動的にボルカノフローへ接続が行われます。バッファリング中のメッセージが表示されている間、しばらく待ちます。
5-4-2:03
- ボルカノフローへの接続に成功すると、接続したAV機器の映像が表示されます。
5-4-2:04
- 画面をタッチすると、メニュー画面が表示されるので、「Remote」アイコンをタッチします。
5-4-2:05
- リモコン操作を行うメニューパネルが表示されます。
5-4-2:06
- [4-1]で割り当てたリモコンボタンを押してみます。
ワンポイント
「Menu」「DVR」に配置されているボタンの一部は割り当てたい操作項目を設定する必要があります。
対象のボタンは初回利用時に「Assign」画面に切り替わりますので、配置したい操作項目を選んで、画面右上の「Save」を押してください。2回目以降は設定した操作を行えるようになります。詳細は[5-4-2:13]をご覧ください。
5-4-2:07
- 画面が暗転し、切り替えまでしばらく時間がかかります。
5-4-2:08
- チャンネルが切り替わりました。メニューパネルを閉じるには、右上の「Hide」アイコンをタッチします。
5-4-2:09
- メニュー画面に戻り、「Settings」をタッチすると、ボルカノフローの設定情報の確認・変更が行えます。
5-4-2:10
- ボルカノフローの設定画面が表示されます。「Connection」をタッチしてみましょう。
5-4-2:11
- この項目では、通信方式を選択することができます。WiFiのみで接続したい場合は、「Only WiFi」を選択します。3G回線やWiFiで接続する場合には、「Any data network (3G, Edge, WiFi) 」を選択します。
5-4-2:12
- このほか、解像度やタイムシフトの設定を変更することができます。
5-4-2:13
- 次に、右下の「画角切換アイコン」をタッチしてみましょう。
5-4-2:14
- Original⇒SD⇒HD⇒ZOOM⇒Fit Screenの順で画面の画角を変更することができます。
【初回利用時のボタンの割り当て設定について】
5-4-2:15
-
iPadで遠隔操作を行う場合、[4-1]のリモコン設定で割り当てたボタンがのiPadのリモコン操作画面では無い場合があります。
例:「Info/Display」⇒iPadの操作ボタンでは表示がなく、代わりに左図のように「Info」項目があります。
上記のような場合は、表示されていないボタンを 他のボタンに割り当てる必要があります。
5-4-2:14
-
割り当てが行われていないボタンを初めて押すと左図の画面が表示されるので、リストの中から割り当てたい動作を選択ください。
また一度決定したボタンは、ボタンを長押しすることで再度変更することができます。
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第6章[番外編] ネットワークの設定 (ポートの手動開放の方法について)
6-1. ネットワークの設定が正常に行えなかった場合
6-1:01
左図の画面が表示されてボルカノフローのセットアップが先に進めない場合は、ネットワークルーターのポートを手動で開放する設定が必要となります。 ここではアイ・オー・データ機器の無線LANルーター「WN-G300DGR」を例にその設定方法をご紹介します。
ポイント解説
※ご自宅のインターネット回線が下記のサービスをご利用されている場合は、以下よりポート手動開放の設定方法をご確認いただけます。
6-1:02
- 「Vulkano セットアップウィザード」を起動し、左のようにパスワードを入力する画面が表示されたら、初回起動時に設定したパスワードを入力して画面右下の「次へ」ボタンをクリックしてください。
6-1:03
- 左図の画面が表示されましたら、「高度な設定」ボタンをクリックしてください。
6-1:04
- 「情報」メニューの「WiFi」タブを選択し、IPアドレスとMACアドレスをメモします。有線LANで接続する場合は「LAN」タブを選択し、メモしてください。
用語解説
IPアドレスとは、ネットワークに接続されたパソコンやネットワーク対応機器に割り振られた識別番号です。
用語解説
MACアドレスとは、ネットワーク機器に割り振られた固有の識別番号です。
ワンポイント
有線LANでボルカノフローとネットワークルーターを接続する場合は、「LAN」タブを選択し、同じようにIPアドレスとMACアドレスをメモします。
6-1:05
- 次にネットワークルーターの設定画面を開きます。設定画面の開き方については、お使いのネットワークルーターの取扱説明書をご確認ください。
WN-G300DGRの場合は、Webブラウザのアドレス欄に「http://airport/」と入力するか、付属のCD-ROMの「AirPortユーティリティ」のメイン画面から「設定画面を開く」メニューを選択します。
6-1:06
-
左の「LAN設定」メニューを選び、右側の「DHCP」タブを選択します。中段に「特定のMACアドレスに対してIPアドレスを割り当てる」という項目がありますので、「固定DHCP IPを有効にする」にチェックを入れてください。
用語解説
DHCPとは、ネットワークに一時的に接続するパソコンやネットワーク対応機器に、自動的にIPアドレスを割り振るプロトコル (通信手順) です。
6-1:07
[6-1:04]でメモしたボルカノフロー本体のWiFiもしくは有線LANのIPアドレスとMACアドレスを入力し、「追加」ボタンをクリックします。
※お使いのネットワークルーターによって、MACアドレスの中に「:」や「-」などを入力する必要がある場合もあります。
ワンポイント
ボルカノフローとネットワークルーターを無線LAN接続と有線LAN接続の両方とも設定したい場合は、「固定DHCP IPを有効にする」設定にて、無線LAN、有線LANのそれぞれのIPアドレスとMACアドレスの追加を行う必要があります。
6-1:08
- 「現在の固定DHCPテーブル」にIPアドレスとMACアドレスが追加されますので、「設定」ボタンをクリックします。
6-1:09
- 次に、「詳細設定」メニューから「ポートの開放」タブを選択し、「ポートの開放を有効にする」にチェックを入れます。
ワンポイント
ボルカノフローは「49177」、「56123」ポートの2つを開放する必要があります。
6-1:10
左図の画面のように各項目を入力していきます。
【設定名】 分かりやすい、お好きな名前を入力して下さい。
【公開する機器のIPアドレス】
「現在の固定DHCPテーブル」にて設定したIPアドレスを入力します。【プロトコル】
「TCP」を選択します。【LAN側ポート番号】
「49177」というポート番号を入力します。【インターネット側ポート番号】
「49177」というポート番号を入力します。最後に「追加」ボタンをクリックします。
※ボルカノフローとネットワークルーターを有線LAN接続する場合は、「固定DHCP IPを有効にする」設定にて追加した「LAN」のIPアドレスも同様に「ポートの開放」の各項目にて 入力して追加する必要があります。
6-1:11
- 「ポートの関数一覧」に設定したポート番号が追加されます。
6-1:12
-
続けて、下記の入力内容を設定します。
【設定名】
分かりやすい、お好きな名前を入力して下さい。【公開する機器のIPアドレス】
「現在の固定DHCPテーブル」にて設定したIPアドレスを入力します。【プロトコル】
「両方」を選択します。【LAN側ポート番号】
「56123」というポート番号を入力します。【インターネット側ポート番号】
「56123」というポート番号を入力します。最後に「追加」ボタンをクリックします。
6-1:13
- 追加した2つのポート開放の設定が表示されますので、最後に「設定」ボタンをクリックします。
以上でネットワークルーターのポートの手動開放の設定は完了です。
6-1:14
- ポートが正常に開放されているかを確認するには、「高度な設定 – 情報」画面の「ポート」タブを開き、「テスト」ボタンをクリックします。「OK」のメッセージが表示されれば設定は成功です。
参 考
ポート開放の手順はお使いのネットワークルーターによって設定方法が異なりますので、詳しくは各メーカーの取扱説明書をご確認ください。
■各メーカーの取扱説明書ダウンロードサイト
・BUFFALO (バッファロー)
・COREGA (コレガ)
・NEC
・PLANEX (プラネックス)
・ロジテック
6-2. NTT西日本のフレッツ・光プレミアムをご利用の場合
NTT西日本のフレッツ・光プレミアムをご利用されている場合には、加入者終端装置(CTUルーター)にてポートの開放設定を行っていただく必要があります。その設定方法を紹介します。
6-2:01
- 「Vulkano セットアップウィザード」を起動し、左のようにパスワードを入力する画面が表示されたら、初回起動時に設定したパスワードを入力して「次へ」ボタンをクリックしてください。
6-2:02
- 左図の画面が表示されましたら、「高度な設定」ボタンをクリックしてください。
6-2:03
- 「情報」メニューの「WiFi」タブを選択し、IPアドレスとMACアドレスをメモします。有線LANで接続する場合は「LAN」タブを選択し、メモしてください。
用語解説
IPアドレスとは、ネットワークに接続されたパソコンやネットワーク対応機器に割り振られた識別番号です。
用語解説
MACアドレスとは、ネットワーク機器に割り振られた固有の識別番号です。
-
ワンポイント
有線LANでも接続する場合は、「LAN」タブを選択し、同じようにIPアドレスとMACアドレスをメモします。
6-2:04
- Webブラウザのアドレス欄に「https://ctu.fletsnet.com/」と入力するか、インストールした「スタートアップツール」のメイン画面から「設定・変更」ボタンをクリックします。
6-2:05
- 「設定・変更」ウィンドウが開きます。「CTU設定」ボタンをクリックし、CTU設定の「ログイン画面」を開きます。
6-2:06
- CTU設定のログイン画面が開きますので、「ご確認 (必ずお読みください) 」の「同意する」にチェックします。次に、NTT西日本から通知されている「お客様ID」と「アクセスパスワード」を入力し、「ログイン」ボタンをクリックします。
ワンポイント
※「お客様ID」と「アクセスパスワード」は、ご契約時の書類「お申込内容のご案内」などでご確認ください。
6-2:07
- CTU設定のTOP画面が表示されますので、左のメニューから「詳細設定」ボタンをクリックします。
6-2:08
- 「接続先詳細設定」画面が表示されますので、左のメニューから「DHCPサーバ機能設定 (LAN側固定IP払い出し) 」をクリックします。
6-2:09
- DHCPサーバ機能設定 (LAN側固定IP払い出し) の項目の横にある「追加」ボタンをクリックします。
6-2:10
- 「DHCPサーバ機能設定 (LAN側固定IP払い出し)」 画面が表示されますので、先ほどメモしておいたIPアドレスとMACアドレスを入力し、「OK」ボタンをクリックします。
6-2:11
- 再度「DHCPサーバ機能設定 (LAN側固定IP払い出し)」画面が表示され、「DHCPサーバ機能設定 (LAN側固定IP払い出し) 」に登録したIPアドレスとMACアドレスが追加されていることを確認します。
ワンポイント
ボルカノフローとネットワークルーターを無線LAN接続と有線LAN接続の両方とも設定したい場合は、「DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)」設定にて、無線LAN、有線LANそれぞれのIPアドレスとMACアドレスの追加を行う必要があります。
6-2:12
- CTU設定のTOP画面に戻り、左のメニューの「詳細設定」ボタンをクリックします。
6-2:13
- 「接続先詳細設定」画面が表示されますので、左のメニューの「静的アドレス変換設定 (ポート指定)」 をクリックします。
6-2:14
- 「静的アドレス変換設定 (ポート指定) の「優先順位」に1〜40までの任意の数字を入力します。値が小さいほど優先順位が高くなるので、ここでは「1」と入力して「追加」ボタンをクリックします。
ワンポイント
ボルカノフローは「49177」、「56123」ポートの2つを開放する必要があります。
6-2:15
左図の画面のように各項目を入力していきます。
【適用する接続先】
「接続先1」を選択します。【プロトコル】
「TCP」を選択します。【ポート番号】
「ポート番号を入力」をチェックします。【開始】
「49177」というポート番号を入力します。【終了】
「49177」というポート番号を入力します。【LAN側端末IPアドレス】
メモしたIPアドレスを入力します。最後に「OK」ボタンをクリックします。
再び設定情報参照画面が表示されますので、同じ手順でポート番号「56123」も以下のように登録します。
6-2:16
- 「静的アドレス変換設定 (ポート指定) の「優先順位」に1〜40までの任意の数字を入力します。値が小さいほど優先順位が高くなるので、ここでは「2」と入力して「追加」ボタンをクリックします。
6-2:17
左図の画面のように各項目を入力していきます。
【適用する接続先】
「接続先1」を選択します。【プロトコル】
「TCP・UDP」を選択します。【ポート番号】
「ポート番号を入力」をチェックします。【開始】
「56123」というポート番号を入力します。【終了】
「56123」というポート番号を入力します。【LAN側端末IPアドレス】
メモしたIPアドレスを入力します。最後に「OK」ボタンをクリックします。
6-2:18
- 「静的アドレス変換設定 (ポート指定) 」に登録したポート番号が追加されていることを確認します。次に、左のメニューの「戻る」ボタンをクリックします。
ワンポイント
ボルカノフローとネットワークルーターを無線LAN接続と有線LAN接続の両方とも設定したい場合は、「サーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)」設定にて、無線LAN、有線LANのそれぞれのIPアドレスとMACアドレスの追加を行う必要があります。
6-2:19
- CTU設定のTOP画面の左のメニューの「設定反映」ボタンをクリックします。
6-2:20
- 設定内容確認画面が表示されますので、「OK」ボタンをクリックします。
6-2:21
- 確認ウィンドウが表示されますので、「OK」ボタンをクリックすると、設定内容がCTUに反映されます。
以上で加入者端末装置 (CTUルーター) の設定は完了です。
※この操作を行うまでは設定内容は反映されませんので、ご注意ください。
6-2:22
- ポートが正常に開放されているかを確認するには、「高度な設定 – 情報」画面の「ポート」タブを開き、「テスト」ボタンをクリックします。「OK」のメッセージが表示されれば設定は成功です。
参 考
ポート開放の手順はお使いのネットワークルーターによって設定方法が異なりますので、詳しくは各メーカーの取扱説明書をご確認ください。
■各メーカーの取扱説明書ダウンロードサイト
・BUFFALO (バッファロー)
・COREGA (コレガ)
・NEC
・PLANEX (プラネックス)
・ロジテック
6-3. NTT西日本のフレッツ・光プレミアム、フレッツ光ネクスト、フレッツV6アプリでセキュリティ対策ツールをインストールされている場合
パーソナルファイアーウォールの設定にて、Vulkano PlayerとVulkano Setup Wizardのプログラムの通信を許可して頂くと、これらのプログラムを起動したときに毎回接続許可を求められなくなります。その設定方法を紹介します。
6-3:01
- セキュリティ対策ツールのメイン画面を開き、「パーソナルファイアウォール」をクリックします。次に、パーソナルファイアウォールの項目から「設定」をクリックします。
6-3:02
- 「詳細設定」ボタンをクリックします。
6-3:03
- 「例外ルール (プログラム)」タブをクリックし、「追加」ボタンをクリックします。
6-3:04
左図の画面のように各項目を入力していきます。
【説明】
任意の名前を入力します。【対象】
「参照」ボタンをクリックし、「C:\Program Files\Monsoon Multimedia\Vulkano\PC Player\Vulkano PC Player.exe」を選択します。
「C:\Program Files\Monsoon Multimedia\Vulkano\Setup Wizard\SetupWizard.exe」についても同様の手順で設定してください。【設定】
「簡易設定」を選択します。【処理】
「許可」を選択します。最後に「OK」ボタンをクリックします。
以上で設定は完了です。
6-4. NTT東日本のフレッツ・光 (VDLSルーター「RV-230SE」) をご利用の場合
NTT東日本のフレッツ・光をご利用の方でVDSLルーター「RV-230SE」を使用されている方は、手動にてポートの開放設定を行っていただく必要があります。その設定方法をご紹介します。
6-4:01
- 「Vulkano セットアップウィザード」を起動し、左のようにパスワードを入力する画面が表示されたら、初回起動時に設定したパスワードを入力して「次へ」ボタンをクリックしてください。
6-4:02
- 左図の画面が表示されましたら、「高度な設定」ボタンをクリックしてください。
6-4:03
- 「情報」メニューの「WiFi」タブを選択し、IPアドレスとMACアドレスをメモします。有線LANで接続する場合は「LAN」タブを選択し、メモしてください。
用語解説
IPアドレスとは、ネットワークに接続されたパソコンやネットワーク対応機器に割り振られた識別番号です。
用語解説
MACアドレスとは、ネットワーク機器に割り振られた固有の識別番号です。
-
ワンポイント
有線LANでも接続する場合は、「LAN」タブを選択し、同じようにIPアドレスとMACアドレスをメモします。
6-4:04
Webブラウザのアドレス欄に「http://ntt.setup/」と入力すると、認証画面が開きます。「ユーザー名」に「user」、パスワードに「user」または任意で設定したパスワードを入力しOKをクリックすると、設定画面が開きます。
「詳細設定」メニューから「静的IPマスカレード設定」を選択すると、右側に設定画面が表示されますので、エントリ番号「4以降」を選択してください。
6-4:05
【優先順位】
01〜99までの数字を入れます。【接続インタフェース名】
「メインセッション」を選択します。【宛先IPアドレス】
あらかじめメモしておいたIPアドレスを入力します。【変換対象IPアドレス】
「自分のWAN側IPアドレス」を選択します。【変換対象プロトコル】
「TCP」を選択します。【宛先ポート】
「49177」を入力します。【変換対象ポート】
「49177」を入力します。最後に「設定」ボタンをクリックします。
同様の手順で、「LAN側ポート番号」「インターネット側ポート番号」に「56123」を入力、「変換対象プロトコル」を「TCPとUDP両方」を選択し、それ以外の項目はポート番号「49177」と同じ内容を入力して「設定」ボタンをクリックします。 以上でルーターの設定は完了です。
6-4:06
- ポートが正常に開放されているかを確認するには、「高度な設定 – 情報」画面の「ポート」タブを開き、「テスト」ボタンをクリックします。「OK」のメッセージが表示されれば設定は成功です。
参 考
ポート開放の手順はお使いのネットワークルーターによって設定方法が異なりますので、詳しくは各メーカーの取扱説明書をご確認ください。
■各メーカーの取扱説明書ダウンロードサイト
・BUFFALO (バッファロー)
・COREGA (コレガ)
・NEC
・PLANEX (プラネックス)
・ロジテック
COPYRIGHT (C) I-O DATA DEVICE, INC. All rights reserved.
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