【中尾氏】以前は電装課内7名ほどのPCによるデータ共有でしたが、他部署から「作業工程の確認」などでNASへアクセスする機会が増えてきました。
接続するユーザーが増えたことで、これまでアクセススピードが低下し業務に支障をきたすことがありましたが、今回の新型NASは、アクセススピードが速くてとても満足しています。
この新型NAS「HDL2-X」は、まず初めに弊社営業部に導入しました。
弊社の取引先の約8割は海外のクライアントで、インド、中国、韓国、アメリカ、メキシコ、ブラジルなど、さまざまな国の方と商談をしています。
使用方法を説明する動画や、現場で起きたトラブルを撮影した動画を保管することが業務的に増えてきました。
動画はデータが大きいので、この点も安心ですね。
【中尾氏】私の所属する電装設計課にも同じNASを入れました。電装設計課では、各クライアントに合わせたオーダーメイドマシンを設計しております。
納品後のサポートを行うために、図面データや使用部品等のデータを必ず残しておかなければなりませんから、私たちにも膨大になっていくデータ保管をどのようにしていくかという課題がありました。
以前から別のNAS(HDL2-AH2.0)でRAIDによる運用でしたが、今回からは「拡張ボリューム」で使用しています。
将来、容量不足になったとしても大容量のHDDへ交換することでさらに容量アップも行えるので安心ですね。
<おすすめポイント?>アクセススピード
Intel Braswell Celeron N3010 CPUを採用し、高い処理性能を実現しました。転送速度110MB/s(Read)
※「拡張ボリューム」での実測値
<おすすめポイント?>データを維持したまま容量を拡張できる
「拡張ボリューム」には、RAIDにはない優れた拡張性があります。従来のRAIDでは簡単に容量を増やすことができず、データの移行にも多大な労力が必要でしたが、「拡張ボリューム」ならHDDの交換や外付けHDDの接続により、簡単に容量を増やすことができます。
「拡張ボリューム」とは、ペアとなる2台のHDDにファイル単位でデータをミラーリングする技術です。