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4Kの大画面ならでは! 直感的に住まいをイメージできる

4K対応 40型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-M4K401XVB」導入事例【福登建設株式会社】
企業名福登建設株式会社様LCD-M4K401XVB
業界建築
カテゴリー液晶ディスプレイ
製品4K対応 40型(可視領域39.5型)ワイド液晶ディスプレイ「LCD-M4K401XVB」
福登建設株式会社

福登建設様では、お客様が心から満足いただける住まいづくりのために、独自のシステムを展開。図面を立体化し、3次元バーチャル空間の中で完成後のイメージを把握できるリアルな内観&外観プランニングを提案されており、その表示画面には、アイ・オー・データの4K対応 40型(可視領域39.5型)ワイド液晶ディスプレイ「LCD-M4K401XVB」が採用されています。ユニークな立体シミュレーションを駆使する同社のこだわりとその魅力について伺いました。

お客様の家づくりへの想いをカタチにする「ドリームプロジェクト」

--- 早くから3次元CADを導入し、独自の建築システムを展開されていますが、本物の家づくりにこだわる理由はどこにあるのでしょうか。

【清水氏】ほとんどの人にとって、家は“人生最大の買いもの”です。とくに、福井県では “30歳までに家を建てないと一人前として認めてもらえない”と言われるほど、住まいに対するこだわりには非常に強いものがあります。オーダーメイドで新築する場合、福井なら2千万円以上、東京では6∼7千万円近い費用が掛かります。ところが、通常、お客様との打合せは平面図やパース図などを使った紙面での説明で終わってしまうのがほとんど。専門知識のある人ならいざ知らず、一般の人はこの段階で“自分の住まいがどうなっていくのか”を具体的に想像することは難しい。そう考えると、いったいどれだけの人が心から納得した住まいづくりを実現できているのでしょうか。我々はそうした課題を解消するために、常に最新鋭の建築3次元CADをご用意し、より細密な打合せを可能にすることで、お客様に喜んでいただける注文住宅の在り方を日々研究しています。

常務取締役 清水 榮一氏

常務取締役
清水 榮一氏

--- それが立体シミュレーションを駆使した「ドリームプロジェクト」ということですね。内容を詳しくご紹介ください。

【清水氏】はい。まずは申込書をホームページからダウンロードしていただき、大まかな間取りや配置をご記入いただきます。こだわりたい部分だけでもしっかり伝えていただければ、こちらでプランを作成します。これをもとに、設計においては、福井コンピューターアーキテクトの3次元建築システム「ARCHITREND ZERO」を使って、間取りプラン(平面図)作成から、立体化するまで設計に関する全てを行います。さらに、「ARCHITREND リアルウォーカー」と組み合わせることで、設計した空間を自由に動くことができるようになります。図面だけでなく、素材の色味や風合いまで感じさせる360度のリアルな外観&内観のプランニングを提案しています。今回、お客様へプレゼンテーション用にアイ・オー・データの4K対応40型液晶ディスプレイを導入しました。

「今までとの一番の違いは距離感までつかめる点です。」

--- 立体シミュレーション導入によるメリットは、どういったものでしょうか。

【清水氏】我々の立体シミュレーションなら、お客様からのご要望にしたがい、その場ですぐ修正を加え、変更したプランを確認することが可能です。その結果、設計等に要する時間の短縮だけでなく、できあがりに対するお客様の不安を取り除き、よりご満足いただける住まいづくりが実現できます。プレゼンテーションで最も大事なことは、単に「見せる」ということではなく、“暮らしの場としての家”を臨場感たっぷりにお客様に「体感」していただくことです。扉や床の色合い、家具の種類や配置、外壁のデザインなど、お客様の希望に沿ってコーディネイトしながら、住空間がどう変化していくのかを確認していただけます。たとえば、居間にTVを設置する場合、システムには各メーカーのTV本体の仕様データもインプットされているので、「この空間には何インチのTVが最適か?」が検討できるだけでなく、TV背面のコンソール部分の位置を確認し、コード用にあける穴の位置まで正確にシミュレートすることも可能です。

---臨場感を伝えるうえでは、まさに、表現力豊かな大型画面がかかせないわけですね。

【清水氏】はい。アイ・オー・データの4K対応大型ディスプレイは「ARCHITREND リアルウォーカー」との相性も良く、実際、フルスクリーンで表示した時には、その圧倒的な臨場感に皆さんまず驚かれます。画面に室内空間が映った瞬間から、お客様の目線はその空間の住人の目線に切り替わります。しかも、ウォークスルーで3次元空間を自由に歩き回ることで、住まいに対するイメージはより明確なものになっていくわけです。従来はノートPCを建築現場に持ち込み、実際の空間と照らし合わせながら打合せを行っていましたが、4K対応40インチの大型画面なら、オフィスやショールームに居ながらこれまで以上に具体的かつ臨場感のあるプレゼンテーションが可能です。たとえば、居間のソファーとその背後にできる壁との隙間の距離感なども、お客様自身が空間を移動して直感的に捉えられるようになる。これは、ノートPCの画面で我々が説明しようとしても、実感としてなかなか伝えきれない部分でしたが、40インチの大型画面だからこそ表現できる実際のサイズに近い3次元空間を体験していただくことでお客様の納得度が格段にアップしました。そして、我々にとっては、お客様の納得度がアップすることで、ワンランク上の提案につながる機会も確実に増えています。

性能とコストのバランスの良さを評価、高精細4Kの大画面だからこその圧倒的な臨場感

---アイ・オー・データの新ディスプレイの使用感はいかがでしたか?

【清水氏】4K対応の大画面でありながら、価格帯も比較的手頃で、5年間保証まで付いています。性能とコストのバランスが良く、臨場感ある画面表示を必要とするオフィスやショールーム、作業現場にとっては使い勝手の良いディスプレイという印象を受けました。ただ現状では、ディスプレイの解像度は上がってきても、それに対応できる専門ソフトが少ないため、高精細な4K画面の実力を活用できていない分野も少なくありません。業界全体で4K画面への関心もより高まってくれば、作業環境も大きく変わってくることでしょう。

--- 最後に、アイ・オー・データに対するメッセージ等をお聞かせください。

【清水氏】業界特有の体質として、従来の建築スタイルを変えたがらない工務店や設計事務所は少なくありません。しかし、お客様第一で住まいづくりを考えた場合、住環境に対するニーズの変化に対応し、我々も絶えず変化していくことが必要です。設計仕様などを徹底的に共通化することで住宅の質を確保し、価格競争力を高めるライバルの大手住宅メーカーに対して、地域に立脚した我々がなすべきことは、独自のシステムを日々進化させ、付加価値の高い住まいづくりを提供していくことだろうと思います。そうした挑戦に対して、アイ・オー・データには、最新技術情報の提供やアドバイスとともに、ディスプレイの提供にとどまらず、ネットワーク環境の整備、セキュリティ強化、保守サービス導入など、ハード&ソフト面でのよりトータルなサポートを期待しています。

導入企業概要

導入企業概要
企業名 福登建設株式会社
会社概要 「あなたのための、あなただけの建築を」を理念に、よりお施主様に喜ばれる100%オーダーメイド住宅を日々追求。2006年には独自のシステムを確立した「ドリームプロジェクト」を発表。常に最新鋭の建築3次元CADを活用し、バーチャル空間でのさまざまなシミュレーションを展開することで、満足度の高い住まいづくりを実現している。
所在地 福井県福井市
設立 1963年5月
担当者名 福登建設株式会社 常務取締役 清水 榮一 氏
福登建設株式会社様のウェブサイトはこちら
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